にじとたいよう

にじさんとワタシと

2017-01-01から1年間の記事一覧

ただ、ただ

ただ、ただ、日々をこなしていた。そうして母の半年のリハビリ入院が終わった。 とても良い病院で、やる気のない母にも根気よくリハビリをしてくれた。 次は自宅での介護生活か、施設に入るかの選択肢になった。母は人の支えがあってやっと、やっと、立てる…

また、誰かに

母が倒れた。 2015年の年末のことだった。 脳出血だった。 右脳に出血があり、左半身に少し麻痺が出ていた。 左手は少し握れる程度。 足の方が麻痺が強いようだった。 幸い手術するほどではなくて2週間ほどの入院で自宅に戻れるのではないかという見通しだ…

普通の生活

2014年秋にグループを辞めて、私は外で働くことにした。自宅で仕事をすることはあっても、外に働きに出るのは久しぶり。慣れないながらも、知らない仕事や、はじめましての人に会う刺激も楽しんでいた。今までにやったことがないものをするのは、すき。 人見…

離れよう

再び辞めることについて話しても、 にじさんはもう止めなかった。2回目は、無いってことだろう。 毎年恒例のライブが終わる秋にワタシは辞めることになった。 仕事をしたい。 という理由。 だけど、理由なんてうまくつじつまが合えば、なんでもよかった。 …

別の道へ

今、やりたいことは? なんだろうって考えたときなぜか、 「歌」じゃなかった。 うまく歌えないことに、行き詰まっていたのかも。 歌いたくない歌を歌うことや、おそろいの衣装に、辟易していたのかも。 父がなくなって少し落ち着いた頃、だった。 母も元気…

変わっていく

歌うこと。 好き。 なんだけど… 思ったように歌えなかったり、うまく合わせられなかったり。そんな自分がいやになったり。 できないことをひとのせいにしたり。 そんな時期だった。 家庭の環境も、その時その時で変わっていく。2013年春 からだが思うように…

新たな道で

ワタシたちは、新しく先生を迎えて、自分たちでグループを活動していくことになった。 色々なことを決める。 先生は誰がいい? 歌うジャンルは? どこで歌う? 団体の後ろ楯が無い分、自分たちでいっぱいいっぱい決めなきゃならない。 大変だけど、反面、自…

仲間として④

それまでの、にじさんとワタシの関係は、「歌う仲間」として、リーダーとぺーぺーって感じだった。 話はするけど、歌のこと。 パートも違うからプライベートな話もしない。 飲み会で少し話す程度。 でも、なぜだか「たいようさんがすきー」といつもいつも言…

仲間として③

みんなと歌うことが、日々の潤滑剤となり、ワタシは楽しく過ごしていた。 はずだった。。 凝り性でもあるが、飽き性でもあるワタシ。 2年ほどたつと、他のこともしたくなる。 PCや簿記の学校に通ってしばらくお休みしたりして。自分の中で、ある一定のレベ…

にじとたいよう

にじさんと初めて会ったのは、2009年 。 最初の印象は。。。あまり覚えてない。 たまたまワークショップでいっしょになっただけ。英語の歌をカッコ良く歌おうワークショップ。 にじさん、高い方、ワタシ、たいようは低い方のパート。 パートごとの練習が主だ…