にじとたいよう
おつきあいして6年が経ちました
元々はお友だち。
ワタシが病気になったことをきっかけに急接近したふたり。
治療の間も必死でワタシを支えてくれました。
当時ワンオペで2人の育児をしていたにじさん
ワタシのことも含めすごく大変だったと思います
『命がすぐにも終わってしまうかもしれない』
そう思ったワタシは、その時やりたいことは全部やりたい、好きだという気持ちは全部伝えたいと随分にじさんにもわがままを言って付き合ってもらってました。
にじさんがいなければ今のワタシはなかっただろうって思っています
一生かけてもこの恩は返さないと。
ずっとそう思ってやってきました。
幸いにも治療がうまく進み、まだもう少し先のことを考えられる余裕ができた時、『にじさんの仕事をサポートしたい、不得意を得意で補い合って一緒にやっていけたら』と思って今のお仕事を始めました
それももうすぐ4年経ちます
その間にコロナもあり、なかなか軌道に乗らないまま
低空飛行。。
その中でもにじさんは色んなことにチャレンジして彼女の世界を拡げています
一方、にじさんを支えると言ったワタシは…
毎回の定期検診は、
最初に宣告された時と同じようにいつでも再発の言葉に怯えていますが
幸いにも病気は経過観察ながらほぼ元通りの生活をしています
にじさんのワンオペ生活も解消され、ワタシが直接にじさんの家族にできることは、なくなりました
子どもの用事は、家族単位でこなせるようになって
ワタシの出番はもうありません
一生をかけて、と思ったけど
ワタシはもう必要なくなったので
それは自分だけの思い上がりだったのかなと思って
今となってはワタシが彼女の生活に強く関わらないことがワタシにできる最後のことなのかなって思っています
置いていかれたような気持ちだけど
前の生活に戻ったんだ、それがにじさんにも良いことなんだと信じて
だんだんその生活に慣れていかないとあかんのやなって感じる今日この頃です
元々一度にたくさんのことはできない性分のワタシ。
何にも惑わされず、前を向いてゆっくり歩いていこうと思っています
まだもう少し生きていたいから
青い空を飛んでどこかへ行きたいなぁ